『ネットvsマスメディア』
“欧米のニュースメディアでは、
自分たちの主張と違う意見や、
都合の悪い事実も併記して議論する
というスタンスはまだ残っている。”
“しかし、日本のメディア”の場合は、
“事実を黙殺することが多い。”
“自分たちに都合の悪い情報を黙殺・封印する
報道は、国民の知る権利を侵害する、
ある意味でメディアとしては“自殺行為”
であるにもかかわらず、日本のテレビ・新聞は
まるで「知らせない自由」という権利が
あるかのように振る舞っているようにも見える。”
“このような、テレビ・新聞が「不都合な真実」を
黙殺し封印することは、いまに始まったことではない。
しかし、ネットが登場し、SNSユーザーが増えることで、
多くの情報が「封印」できなくなった。
その影響力が決定的になったのが、今回の衆院選だ。”
【マスメディアがネットに完敗した年】
《参考/引用元》:『ダイヤモンド・オンライン』[10/31(火) 6:00配信]
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『マスメディアのネットに対する完全なる敗北が決定した』
これは、なんとも感慨深い内容です。
ただ、近い将来こんな日が来ることを
薄々気が付いていた人も少なく無いと思います。
(´・ω・`)
【2017年は、マスメディアがネットに完敗した年。】
元々インターネットが普及する以前は、
《新聞》は【読む】ことで、
《ラジオ》は【聞く】ことで、
《テレビ》は【視る】ことで、
マスメディアを介して情報を得ていましたが、
これらの情報は、伝達手段こそ変わっても、
基本的に受信の一方通行な上、チャンネルも少ない為、
自分では考えてるつもりでも思想を誘導されがちです。
実際、戦中は「右」寄り、戦後は「左」寄りと、
日本人は、振り子のように簡単に誘導されています。
これは軍国化や安保闘争等の歴史を見ても明らかでしょう。
( ̄△ ̄;)
特に日本では戦後「左派優勢」の時代が長く続きましたが、
家庭や個人に《インターネット》が普及したことで、
今までのマスメディアから【伝えられる】だけの時代から、
個人で簡単に【調べて】【発信】する事が可能な時代になり、
以前に比べて『情報』が身近なモノになったことで、
これまでの状況が少し変わってきているのではと思います。
【衆院選TV報道を振り返る】
(`・ω・´)
一つ目の転機は、15~20年ほど前に一般家庭にも
『パソコン』が普及する様になった事でしょう。
今までとは異なる情報に触れる機会が増えたことで、
「左派」以外の思想に染まる人達も増えました。
ただ、当時はまだ《電車男》等でも見られる様に
ネットやネットユーザーへ対する偏見は今より強く、
左派の方は、今ほど多数派ではなかった彼らに
【ネトウヨ】のレッテルを貼りネット界隈の住人として
隔離する事で、右派系思想が広まる事を避けています。
私もはじめは【ネトウヨ】の意味が分からず、
ネットでウヨウヨしている方達だと思っていました。
( ̄▽ ̄;)
ただ、この5~10年ほど前から一部の人だけでなく、
ほとんどの人が日常的にインターネットに繋がり、
さまざまな所から情報を得る人達が増えた事で、
彼らを隔離する事が出来ない時代がやってきました。
その一番の原因と思うのが『スマートフォン』の普及。
これが二つ目の転機であるのではと考えています。
(`・ω・´)
別にスマホを使ったからと言って右翼にはなりません。
確かにネットでは、保守的な情報も多いですが、
さすがに皆そこまで単純では無いでしょう。ただ、
気軽に情報に触れる事が出来るスマホの普及により、
今までの様に国民世論を一つの方向へ誘導する事が
出来なくなり、それによりメディア以外から情報を得た
『国民が生み出す世論』と《メディアが伝える世論》に
大きな隔たりが出来てきてしまったのではと思います。
【若者の自民党支持率が高くなってきた理由】
とはいえ、さまざまな情報で溢れ、多種多様な考えが
される今の傾向は良い事だと思いますし、今後しばらくは、
そんな時代が続くと期待したいですが、将来的にはいつか
インターネット上の情報すらマスメディアの様に掌握され、
また一つ思想に誘導される時代が来るのかもしれません。
結局の所は、たとえどんな時代になったとしても、
『自分で考える力を持ち続けていられるか』
それをこれからは、試されていくのかもしれませんね。
(⊃`・ω・´)=⊃
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